保育園・幼稚園・こども園の幼児専門の給食委託会社「富喜屋(ふきや)」

こどもにとっての「時の記念日(6月10日)」とは?- 食育につながる生活リズムと食事の大切な関係

6月10日は「時の記念日」です。
「時間を守りましょう」と教える日というイメージが強いかもしれませんが、
こどもたちにとっては「時間って不思議でおもしろい!」と感じてもらう大切な機会でもあります。
今回は、時の記念日の由来や、こどもへの伝え方のポイントをわかりやすく解説します。

index

時の記念日とはどんな日?

こどもにとっての「時の記念日(6月10日)」とは?- 食育につながる生活リズムと食事の大切な関係
こどもにとっての「時の記念日(6月10日)」とは?- 食育につながる生活リズムと食事の大切な関係

日本で初めて「時計」による鐘が鳴らされた日が、
天智天皇の時代の6月10日に水時計(ろうこく)で時を知らせたことに由来しています。

大正時代に「時間を大切にしよう」という意識を広めるために制定されました。
当時はまだ、現代のように一人ひとりが正確な時計を持っている時代ではなかったため、
みんなで時間を合わせることはとても画期的なことだったのです。

ここで少し考えてみたいのは、
こどもにとっての「時間」とは何か、ということです。

こどもにとって時間は「生活そのもの」

大人にとっての時間は、時計を使って管理するものですが、こどもには、そうではありません。
「ごはんの時間」「おやつの時間」「寝る時間」など、
こどもは生活の中で“体験”として身につけていくものです。

決まった時間に食事をすることで、お腹が空くリズムができて、
同じ時間に眠れると体のリズムも整っていきます。

食事の時間がリズムをつくる 

特に食事は、時間との関係がとても深いです。
朝ごはんを食べる時間が遅くなると、お昼にお腹が空きにくくなり、
結果として食事量が減ったり、間食が増えたりします。

また、食事の時間が毎日バラバラだと、お腹が空く感覚そのものが乱れてしまいます。
「食べない」「偏食が気になる」といった悩みの中でも、
実は “時間のズレ” が関係していることが多いんです。

時間を整えることは、食事を整えることでもあります。
時間を感じて、生活の中で食べることを覚えていく。
これは食育という観点からとても大切なことです。

こどもに話して聞かせる「時の記念日」

「時間を守りなさい」と言って聞かせるのではなく、こどもの好奇心を刺激するような伝え方を考えてみました。

  • 園児さん向け(3〜5歳)
    今日は時計さんのお誕生日なんだよ。
    時計さんは、みんながご飯を食べる時間や、お外で遊ぶ時間を教えてくれる大事なものなんだ。
    時間と仲良くなると、楽しいことがいっぱいできるよ!
  • 低学年向け
    昔の人は、太陽の動きや水を使って時間を計っていたんだって。
    今は時計があるから、離れているお友達とも『◯時に会おうね』って約束ができるんだよ。
    時間は、みんなをつなぐ大切なルールなんだね。

こどもにとって時間は、毎日の生活の中で感じるものです。

「もうすぐおやつのじかんだね」
「いま、なんじくらいかな?」
「つぎは、なにのじかんかな?」
こんな会話をするだけでも、こどもは自然と時間に気づくようになります。

「時計の日」のおすすめの過ごし方・遊びのアイデア

  • 「1分間」を体感してみよう(すごく簡単)
    目をつぶって、自分が「1分経った!」と思ったところで手を挙げます。
    そこで、「お菓子を待つ1分は長いのに、遊んでいる1分はあっという間だね」といった会話をしてください。
    時間の不思議さを体感できると思います。
  • 時間を「音」で探してみる
    お家や園にある時計の音を静かに聞いてみましょう。
    「カチカチ」「チクタク」時計によって音が違いますね?
    また、こういうリズムなんだと気づけることも、こどもにとっては特別な体験です。
  • 時計の工作を作ってみる
    紙皿や画用紙を使って、自分だけの腕時計や置時計を作るのはいかがでしょうか?
    針を自分で動かすことで、「長い針がここに来たらお片付けだね」などの促しで、こどもが動くきっかけ作りになるかもしれません。

時間を意識するきっかけとして「時計をプレゼント」した話

あるご家庭でのお話です。
時の記念日にあわせて、こどもに時計をプレゼントしたそうです。
「まだ早いかもしれない」と思いながらも渡したところ…
すると、その日から、ふとしたときに聞かれるようになりました。

「いま何時?」
「ごはんの時間はまだ?」

それまで時間を気にする様子は、ぜんぜんなかったので親の方が驚いたそうです。
スマホの時代だからこそ「時間に触れる経験」はとても大切だと思います。

(まとめ)時の記念日に考えたいこと

時の記念日は、「時間を守りましょう」という日ではなく、
時間とどう向き合うかを考える日でもあります。

こどもにとって時間は、生活の中で少しずつ育っていくもの。
毎日の食事の時間、寝る時間、過ごし方など、
その積み重ねが、体のリズムや安心感、食育にもつながっていきます。

「いつもだいたい同じ時間に過ごす」こと。
それだけでも、十分な食育になります。

※いろいろな時計を集めてみました。現在では、見つけられないものが多数あります!

七草がゆ節分の日ひな祭り春分の日花まつりこどもの日/時の記念日/七夕まつりお盆敬老の日七五三ハロウィンクリスマスおせち料理

※「季節の行事コラム」は、保育園・幼稚園・こども園で年中行われる季節行事をこどもたちに説明するための解説コラムです。イベントの由来、行事食、歴史など内容を盛りだくさんでお届けしています。

時の記念日/6月10日/天智天皇/水時計/由来/食育/生活リズム/食事の時間/お腹が空くリズム/朝ごはん/時間の整え方/こどもの好奇心/時計の読み方/時計の音/時計の工作/プレゼント/スマホの時代/時間に触れる経験

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
index