【夏の食中毒対策】食中毒予防は家庭から! 安全なお弁当をつくる注意点【季節の行事・食育コラム】

食中毒は、気温が高くなる6月から9 月にかけて起こりやすくなります。

少し早めですが、とても大切なことなので5月のうちに一緒に学びましょう。

飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。

とくにつくってから食べるまでに時間があく場合は注意が必要です。

そこで今回は家庭でできる食中毒対策についてお伝えします。

子どもたちの健康管理のためにも、しっかりと予防して安全で美味しいお弁当づくりをしていきましょう。

そもそも食中毒ってどうして起こるの ?

食中毒とは原因となる細菌やウィルス、有毒な物質を含んでいる食べ物を食べることで発症します。

主な症状は下痢や腹痛、発熱、吐き気などがあり、特に気温が高くなる6~9月は細菌性食中毒に、冬はウィルスによる食中毒に注意しなければなりません。

家庭でできる食中毒対策

さっそく家庭でできる食中毒対策をお伝えしていきましょう。

<調理のポイント>

  • 食材に触らない
    食材は加熱前に切り、なるべく加熱後には触らないようにしましょう。たとえば、おにぎりを握るときは、ラップなどに包むことで直接触らずにつくることができます。
  • 加熱する
    食品は十分に加熱をしましょう。目安は中心温度75℃以上で1分以上です。 卵は半熟にせず、完全に固まったものを入れましょう。

作り置きのおかずはそのまま入れても大丈夫!?

作り置きのおかずは一度加熱しているので、そのまま入れているママも多いかもしれません。しかし、菌は時間が経つほど増加するため、中までしっかり再加熱することが大切です。

<盛り付け時のポイント>

  • 冷ましてから詰める
    料理したての熱いまま、お弁当に詰めるのは止めましょう。雑菌が繁殖しかねません。必ず冷ましてから詰めることが大切です。
  • 汁気はしっかり取ってから
    おかずの汁気が残ったままお弁当に詰めると食材が傷む原因になります。炒め時にはよく水分を飛ばしたり、クッキングペーパーなどで汁気をふきとったりしてから詰めましょう。

食中毒対策に役立つアイテムたち

  • 抗菌シート
    抗菌シートは、ごはんやおかずのうえにのせるだけで食中毒対策になるのが嬉しいところ。商品によって異なりますが8時間ほど持つものが多いようです。
  • 保冷材
    保冷材は、横や下ではなく、傷みやすい食材のうえにあたるようにするとよいでしょう。冷気は空気より重く、上から下へ流れる性質があることから食材に冷気があたりやすくなります。

子どもたちができることってなんだろう?

食中毒対策は子どもたちにもできることがあります。

それは、手洗いや規則正しく生活することです。ここで子どもたちと一緒に手洗いや規則正しく生活することがどうして食中毒対策になるのか、振り返ってみましょう。

手洗いがなぜ食中毒予防になるの!?

手には目に見える汚れがついていなくても、多くの細菌がついています。このような手で食事をすると食べ物に細菌やウィルスがついて食中毒を起こす原因になるためです。

子どもたちには
「手には見えないけれどバイ菌さんがいっぱいいるから一緒に手を洗おうね!」
などと言って、以下のシーンなどでしっかりと手を洗ってもらうとよいでしょう。

<手洗いのタイミング>

  • 食事の前
  • 帰宅後
  • トイレの後など 

水洗いだけでは細菌は落ちにくいので、よく石鹸で手を洗ってもらってください。

抵抗力をつけよう!それには、規則正しい生活習慣がカギ!

同じ食事をしても食中毒になる人、ならない人がいます。いったいなぜでしょう?

子どもたちと一緒に規則正しい生活リズム、バランスのよい食事、適度な運動、質のよい睡眠を心がけ元気なからだを維持していけるとよいですね!

その理由の1つに抵抗力(病原体などに打ち勝つための体力や免疫力のこと)の違いが関係しているといわれています。抵抗力を落とさないようにするためには、体調を整えることが何よりも大切です。

日々の生活から食中毒予防を心がけて安全で美味しいお弁当づくりを!

いかがでしたか?食中毒になると、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、吐き気がしたり…とてもつらい思いをしてしまいます。

食中毒を防ぐためにも手洗いや食材の扱い方に気をつけて美味しいお弁当づくりをしていってくださいね。