幼児専門の給食委託会社「富喜屋(ふきや)」は、全国の保育園・幼稚園・こども園に給食を提供しています。

ミライスケッチ保育園さま【鹿児島県】(栄養士業務委託代行サービス)

栄養士業務代行サービスをご利用いただいている、「ミライスケッチ保育園」を運営する株式会社インビクトさまは、取締役副社長「長山様」と、調理担当「札元様」にお話を伺いました。

安定した保育園給食運営を栄養士代行サービスで
取締役副社長 長山 様

「ミライスケッチ保育園」を運営する株式会社インビクトさまは、「障がいのある人が、その人らしく、いきいきと暮らせる、居場所づくりをめざして」をキャッチフレーズに、障がい者就労支援、共同生活援助、放課後等デイサービス、飲食店、雑貨店と幅広いサービスを提供されている鹿児島県の企業です。

「ミライスケッチ保育園」は、インビクトグループのひとつとして2021年に生まれた企業主導型保育園で、現在は19名の園児が在籍しています。

>> ミライスケッチ保育園のホームページ

取締役副社長 長山様

自園の栄養士から「栄養士代行」に切り替えました

宮崎:「栄養士業務代行サービス」をご利用になるまでの背景をお聞かせください。

長山様:当社はグループ会社で飲食店を経営していて、色々なメニューを作った経験があることから、最初は自社で栄養士を雇い給食メニューを作成していました。

しかし実際にやってみると、自社で雇用した栄養士さんと園の方針が合わなかったり、保育園の栄養士としての経験や知識が足りておらず、こども向けのメニュー作りや年齢にあわせた具材の大きさを工夫することがなかなか難しいなど、保育職員にも負担をかける形になってしまったんです。

そこで、栄養士が監修したメニューを作ってくれるところがないかと探したのがきっかけです。御社のホームページを見て「栄養士業務代行サービス」にたどり着き、ぜひ話を聞きたいと思いました。

給食だより作成を請け負ってくれるので、現場の保育士の負担が軽減

宮崎:サービスの導入にあたって、不安に思うことはありませんでしたか?

長山さま:最初にサービスについて話を聞いた時に、しっかりやってくれそうだったので期待感がありました。
また特に不安はなく、「こんなところまでちゃんと対応してくれるんだ」っていう驚きがありました。

例えば、給食の作り方がわからなければすぐ連絡をしてくださいと言ってくれたり、給食だよりを作成してくれたりするのは、とても助かっています。

これまでは保育士が色々と調べて給食だよりを作っていたので、それを代わりにやってくれれば保育に集中して仕事ができます。お話を聞いてサービスに対する期待感がさらに高まったのが導入の決め手でした。

宮崎:実際に「栄養士業務代行サービス」をご利用になって、当初の期待通りに進んでいますか。

札元さま:とてもスムーズに給食提供ができていると思います。

今は自社で栄養士を雇うことは考えておらず、この先もずっと「栄養士業務代行サービス」にお願いできればと考えています。こちらの要望をしっかり聞いてくれて、時にはアドバイスももらえるので、調理員さえいれば十分にこどもたちに美味しく満足できる給食が提供できます。

見やすいメニュー表で、こどもたちが何を食べているかがわかり保護者も安心

宮崎:こどもたちの給食への反応はいかがですか。

長山さま:自園でやっていた時はなかなか食べない子や残す子も多かったですが、「栄養士業務代行サービス」を頼んでからは、みんなよく食べるようになりました。
野菜が食べられなくて苦手な子もいるものの、一度食べてみたらそのあとは食べ始める様子も見られています。

宮崎:園で献立を考えられていたときと比べると、内容が大きく変わったと思いますが、それによる影響はいかがでしょうか。

長山さま:プラスの影響が出ていると思います。

以前までは保護者に配るメニュー表には料理名しか書いていなくて、何の食材が入っているかという情報がありませんでした。今はメニュー表も「栄養士業務代行サービス」で作ってもらえて、材料やそれぞれの分量まで詳しく記載してくれて助かっています。

さらに保育士もメニューに興味を持ち始めて、こどもたちと「今日の給食は何だろう、美味しそうだね」っていう会話も出ているので、とても良かったと思います。

宮崎:保護者の方から何かお声はありましたか。

長山さま:メニュー表をしっかり作ってくれるので、こどもたちが何を食べているかがよくわかる安心感があると思います。

保護者の方の中には、「これは食べさせないで」という要望もあったりもしますが、
メニュー表にきちんと書いてあることによって保護者との連携がスムーズになりました。

こどもたちが食事を楽しみ、色々な食材に触れる工夫をしたい

宮崎:今後の給食運営において、挑戦したいことはありますか。

長山さま:今はグループ会社の調理師が給食を作っていますが、今後は自園調理をさらに安定して運営できるよう、園専属の調理員で雇うことも視野に入れています。
「栄養士業務代行サービス」としっかり連携を取りながら、送られてきたメニューをちゃんと作れる体制づくりをしたいですね。

宮崎:不安なことがあれば随時バックアップいたしますので、お気軽にご相談ください。

長山さま:それから、給食を通してこどもたちに伝えたいのは、「食事って楽しいんだよ」ということです。

最近は偏食の子が多いと言われていますが、こどもの偏食って本能的な部分も大きいと思うんですね。
「苦いものは毒だ」と体が勝手に反応する本能がありますが、その食材を食べないだけで「うちの子は偏食」と考える親御さんもいらっしゃいます。

それって年齢を重ねることで変化していくものですし、保育園で成長とともに色々なものが食べられるようになればいいですね。無理やり食べさせるのではなく、「食事はすごく楽しい」ということがわかって、自然と食べてみようという気持ちになるのが大事だと思います。

「ミライスケッチ保育園」さま 取材後記

(調理師 札元様)、右取締役副社長 長山様

株式会社インビクトさまは、グループで飲食店サービスも提供されているため、安全に美味しく調理するノウハウをお持ちでした。
ですが、乳児・幼児の献立はやはり専門性が高く、弊社の「栄養士業務代行サービス」をご利用になられました。

普段は「基本プラン」をご利用ですが、今回取材のために栄養士とご訪問をしましたが、給食が大変スムーズに運営されていて、こどもたちも良く食べてくれていたのでとても嬉しい気持ちになりました。
これから新しい調理の方も入られるとのことで、調理指示書の充実などを通してさらにお役に立てればと考えています。