学校法人相模中央学園 中央幼稚園さま【神奈川県】

『こどもたちの食べる力を育てる』
園長「大貫 照親」先生

学校法人相模中央学園 中央幼稚園さま

2020年に創立50周年を迎えられた認定こども園 中央幼稚園さまは、「中央幼稚園」、「スマイルナーサリー橘」、「未就園児の親子教室」、放課後児童クラブ「スマイルキッズ」で、子育て中のご家族が安心して子育てに励み、子育てを楽しんでもらえるよう、発達に応じた適切な保育と教育を提供していらっしゃいます。
今回は、園長の大貫照親先生、前園長の大貫佳代子先生、高橋先生にお話しをお伺いしました。

園長「大貫 照親」先生

ああ

毎回の食事を「感謝をする気持ち」がこどもたちの中に育ってくれればと考えています

宮崎: 園長先生、大貫佳代子先生、高橋先生、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

まずは「食べる」ということに対して、園長先生のこどもたちへの想いをお聞かせください。

園長先生:「食べる」ということについてですが、食べ物を作ってくれる人、調理してくれる人、用意してくれる人たち、自分たちの健康を支えてくれる人がいるということに考えをめぐらせ、毎回の食事を安心してできることに感謝をする気持ちがこどもたちの中に育ってくれればと考えています。

宮崎:本当に大切なことだと思います。私どもも普段からたくさんの食材を扱っていますが、食材の向こう側に生産者の方がいることを忘れないように、常に心掛けたいと改めて思います。

給食の意義についてはどのようにお考えでしょうか。

園長先生:みんなで同じものを食べることは貴重な経験です。
食べたことがない料理や味付け、苦手なものも幼稚園の友達と一緒に食べることで、より一層美味しく感じたり、苦手なものも克服できるのでは、と考えています。

給食では、多様な素材や料理を経験できる機会になればと思います。

お客様の声:学校法人相模中央学園 中央幼稚園さま
調理師の百瀬さん

宮崎:自園給食の導入にあたっては、慎重に検討されたことと思います。
給食会社の選定にあたって何社くらい検討されましたか? また重視した点は何でしょうか?

園長先生:大手を含めて5社の給食会社さんを検討しました。

乳幼児へ給食を提供するにあたって、やはり「安全」と「安心」、そして給食に対する想いというか情熱、それらを感じられるところを探しました。「安全・安心」というのは基本ですが、やはり情熱をもっているということは大切だと考えていました。

こどもが喜ぶというよりも、「こどもたちに食べてもらいたい献立」がしっかりはいっている給食

宮崎:当社に決めた理由は何でしょうか?

園長先生:5社からの提案を検討しましたが、富喜屋(ふきや)さんが、「安全・安心」に加えて給食への熱意をもってらっしゃることが感じられたからです。また、社長の宮崎さんのお人柄です。
とても穏やかで朗らかというのでしょうか、明るく話されて、そこに信頼を感じたということも決めてでした。

高橋先生:富喜屋(ふきや)さんが実際に提供されているこども園にお伺いして、提供されている給食をいただきましたが、素材の味を生かしたとても美味しい給食でした。

宮崎:恐縮です。ありがとうございます。さて、当社の献立は野菜が多く、和食中心の献立ですが、いかがでしょうか?

大貫佳代子先生:宮崎社長には保護者会でもお話いただきましたが、出汁に重きを置いているということと、例えばカリフラワーなど家庭ではあまり使わないような野菜も取り入れてくださっているのが印象的です。

献立も、家庭では作りづらい煮物などがしっかり入っていて、こどものことを考えてくれているなと感じます。単にこどもが喜ぶというよりも、こどもたちに食べてもらいたい献立がしっかりはいっている給食で、考えていた通りでした。

宮崎:こどもたちの反応はいかがでしょうか?

大貫佳代子先生:みんな美味しくいただいています。

特にお米が美味しくて「ごはん」のお代わりがとても多いです。あと「お味噌汁」も本当に人気です。

当園は「スマイルキッズ」という児童クラブの運営をしていまして、小学生のお友達も夏休みは給食を食べていますが、よくお代わりをしてくれています。麺類も人気です。小学校給食ではあまり麺類が出ないようなので、特に人気があります。

「先生、これ味が薄い」「この野菜はキライ」という子も もちろんいます

高橋先生:好き嫌いについては年齢の低いこどもたちの方が、好き嫌いなくよく食べています。

ただ、中には「濃い味付け」に慣れている子、好き嫌いのある子もいて、「先生、これ味が薄い」「この野菜はキライ」という子ももちろんいます。

宮崎:そういった時は、どのように対応されていますか?

高橋先生:「キレイになれるよ」「カラダが強くなるよ」など先生方が声がけをして食べられるように工夫しています。

よそい方も、多いものと少ないのと用意して、そこから自分で、「これだったら自分が食べられるかな」と自分で決められるようにしています。準備している量でも多いと感じる時は「少な目でお願いします」という子もいます。

自分で量を決められますから、みんなしっかりと食べてくれます。もう少し食べたいという時にはお代わりができますので、そこが楽しいみたいです。

大貫佳代子先生:でも、ここで少し困ったことに、みんなお代わりがしたいので、食べる速さの競争みたいになってしまうんですね。そこで、急かされることなく、みんなで給食を楽しみながらしっかり噛んで食べる力をつけるためにも、「いただきます」をしてから15分間を、しっかり食べる時間に設定しています。

食べる時間をみんなで共有できますし、時計にも目がいくようになります。

食べ物を粗末に扱わないということが大切

園長先生:「出されたものはしっかり食べる、完食する」というのは大切だと考えています。

食べ物を粗末に扱わないということも大切ですし、たとえば災害があって避難することになれば、好き嫌いを言っていられない状況になります。こどもたちの生きる力を育てるためにも、しっかりと食べる力を付けることは大切だと思っています。

宮崎:好き嫌いなく「食べる力」を育てるために、様々な工夫をされているんですね。

   ところで、当社のスタッフの対応はいかがでしょうか?

高橋先生:とても良くしてくださいます。こどもたちにもきさくに声がけしてくれます。食器を落としてしまって交換していただく時も、素早くさっと用意をしてくれて本当に助かっています。

今日のメニューの「サンプル」を展示しています

宮崎:保護者の皆さんの反応はいかがでしょうか?

大貫佳代子先生:今日のメニューということで、サンプルを展示しているのですが、それをよくご覧になって、「あ、これ、なんか今日、美味しそうねえ」って言って、親子での会話が弾んでいるのをよく目にします。

給食の話で親子の触れ合いが増えるのも良いことだと思います。
また、給食導入前に社長にお越しいただいて保護者の皆さんに給食についてご説明いただきましたが、保護者の皆さんもとても安心した様子でした。

宮崎:さて、最後になりましたが、今後は食育をどのように進めていきたいとお考えでしょうか。

園長先生:栄養士や調理師さんと園児とのふれあいを増やしていきたいと考えています。たとえば、朝会の時間に栄養士さんや調理師さんに「今日の給食はこんなのだよ」「この食べ物にはこんな美味しさがある」「この野菜にはこんな栄養がある」というお話をしていただけたらと思っています。当園には、園庭からこどもたちが給食室の中を覗くことができる人気スポットがあるのですが、給食室の先生のお話をきくことで、さらに食に興味をもってもらえるようになると思っています。

宮崎:承知しました。今後もより良い給食をご提供できるよう頑張ってまいります。今日はお忙しい中貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。

「学校法人相模中央学園 中央幼稚園」さま 編集後記

お客様の声:学校法人相模中央学園 中央幼稚園さま
左:前園長 大貫佳代子 先生  右:高橋 先生
お客様の声:学校法人相模中央学園 中央幼稚園さま

大変お忙しい中、たくさんのお話をお伺いすることができました。

特に園長先生が「食べる」というについて、給食の向こう側にいる方への感謝の気持ちをこどもたちにもってもらいたいと考えてらっしゃること、そして、その大切な食べ物を残さず食べるために様々な工夫をされていることに感銘をうけました。

これからも、よりよい給食をご提供できるよう、中央幼稚園の先生方と協力しながら努力していきたいと思いました。この度は貴重なお話をいただきまして本当にありがとうございました。