幼児専門の給食委託会社「富喜屋(ふきや)」は、全国の保育園・幼稚園・こども園に給食を提供しています。

先輩スタッフの声

たくさんの求人を見ていても、実際の仕事のイメージや会社の雰囲気は、なかなかわかりづらいものですね。
そのため、就職活動を頑張っている学生の方に向けて先輩スタッフから、仕事内容、スケジュール、仕事への想いや目標など、みなさまへのメッセージを紹介します。

子どもたちが「笑顔になる給食」をつくるやりがいのある仕事(管理栄養士)

株式会社富喜屋(管理栄養士)北之防 玲奈
[プロフィール]

大学卒業後、委託会社で老人ホームの給食と、特別養護老人ホームの施設栄養士を経験。

もともと子どもが好きだったことや、子どもの成長を身近で感じたいという思いから幼稚園給食に興味を持ち転職活動を始め富喜屋に出会い、面接・インターシップを通じて面倒見の良さを感じ入社を決める。

食べることや飲むことが大好きで美味しいご飯やさんや高級食パンのお店をリサーチすることが日課になっています。

仕事内容とやりがい

献立作成や発注、現場での調理、洗浄までの業務をおこなっています。

複数の現場を受け持っているので献立作成や発注業務は締め切りに間に合わせるのが大変と感じることもありますが、それ以上に現場に出て給食を作り、子どもたちの笑顔や成長がみられることでやりがいを感じます。

こどもたちへの想い

現場によっては調理室が子ども達からも見えるつくりになっているところもあり、子ども達から「今日の給食何~?」や「今日の給食美味しかった」、「今日のおやつどんなんか楽しみ」など子どもたちの声を身近に聞くことができるので、それも楽しみのひとつです。

また、保護者の方からも「家では全然食べない野菜も給食だと食べている」や「おかわりもたくさんしている」と聞くと嬉しい気持ちになります。

作った給食が空っぽになって返ってくるとやはり嬉しいですね。

仕事を通しての目標

入社してから、人間関係にとても恵まれた環境でお仕事をさせてもらっています。

困ったことやトラブルが起きた時に相談に乗ってくれる上司、現場を支えてくれているパートさん、他部署の方の支えがあって現在の仕事ができていると感じています。

また、今年は厨房の新規立ち上げの準備も新たに経験し、厨房が稼働するまでのプロセスを学び、そこでも多くの人の支えがあって私の仕事が成り立っていることを知りました。

入社して4年が経ち現場や事務作業だけでなく後輩と関わることも増えてきました。その中で「北之防さんに任せていたら安心できる」、「北之防さんに相談したら解決してくれる」そういう風に頼られる人になりたいと思いました。

また現場でアクシデントが起きた時、一人ではどうにもならないようなこともあります。そんな時に現場のパートさんに助けられることが多いです。助けてくれるのはパートさん達との信頼関係からだと私は思っているので、その信頼関係をさらに築いていきたいと思います。

幼稚園様にもより一層、ご満足いただけるような給食提供できる献立を考えていきたいと思っています。

1日のスケジュール

08:10 出社 調理服に着替える
08:30 朝礼 給食作り
10:00 翌日分の仕込み
11:00 納品
12:00 昼食
13:00 おやつの準備
13:30 食器の洗浄
14:30 現場を後に本社へ戻る
16:00 本社到着し、事務作業、業務報告
17:30 退社
18:30 帰宅

後輩へのメッセージ

一人でできる仕事ではないので「一生懸命さ」、「素直さ」、「気遣い」の気持ちをもって仕事に取り組むことが大切です。

また給食を作ることが仕事なので入社しても困らないように普段から包丁の練習をしておくことがお勧めです。私自身、調理経験がなく最初のころは困りました。そうならないためにも常日頃から練習しておくことで少しでも早く上達する近道です。

子どもが「好き」、「喜ぶ顔が見たい」と思う方は是非、富喜屋へお越しください。

アットホームな会社で、日々 成長を感じています(管理栄養士)

株式会社富喜屋(管理栄養士)大木 夕佳
[プロフィール]

大学卒業後、地元の保育園で直営栄養士として2年間勤務。

大阪に引っ越して、就職活動をしていたところ、幼稚園給食に特化した給食会社の富喜屋に出会う。子どもに関わることのできる仕事、そしてこだわった給食作りに惹かれ、富喜屋で働きたい!と思いました。

入社1年目は常駐栄養士として働き、2年目からSV栄養士として働いています。

仕事内容とやりがい

現在4つの園を担当し、献立作成・発注・調理などを行っています。

大体週1ペースで担当園の厨房を巡回しています。調理がスムーズに進んでいるか、厨房はきれいに保たれているかなど確認しています。

また、園に伺って最近の給食はどうかを確認したり、行事など確認して献立の相談などをしています。

給食作りはもちろん楽しいですが、提供までは時間との戦いで、かなりの体力仕事です。それでもやり切った時の達成感が気持ちよく、いかに効率よく、よりはやくするには?と考えながら作業をするよう心がけています。

こどもたちへの想い

やりがいを感じるのは、ありきたりですが、作った給食が空っぽになって返ってきたときや、園児さん・先生方から笑顔で「おいしかった」の一言が聞けたときです。

仕事を通しての目標

当社は一言でいうと「アットホーム」な会社。

仕事の真剣な話はもちろんですが、この前の休日にどこに行ったなど、プライベートな話で盛り上がってしまうこともよくあります。

また栄養管理部の畑部長の「担当ではない園のことも、自分の担当園のように考えること」という言葉をもとに、困ったときには必ず誰かが助けてくれる環境です。

富喜屋に入ってから、作業面でも人柄でも「この人のこんなところがすごいな、羨ましいな」と思う方にたくさん出会いました。

その人たちのすごいところを少しずつ盗んでいって、栄養士としても、人としても成長していきたいと思っています。そして私も「この人と一緒に働きたい、この人みたいになりたい」と思ってもらえるようになりたいです。

1日のスケジュール

8:15 A幼稚園調理施設に出勤
8:30 朝礼(調理スタッフ全員で献立確認)・調理開始
11:00 給食提供
11:30 翌日給食の段取り・打ち合わせ
12:00 昼食・休憩
13:00 片付け(食器洗浄・翌日の食器セット等)
15:00 本社へ移動
15:30 事務作業(献立作成・発注書作成等)
    栄養士ミーティング
17:30 退社

後輩へのメッセージ

就職活動を進める中で、周りの人がどんどん就職が決まって焦ることもあるかもしれません。そんな時でも、妥協して「ここでいいか!」と決めるのではなく、「ここで働きたい!」と思えるところを見つけてほしいです。

後悔のないよう頑張って下さい。

スーパーバイザーの立ち位置になることが私の現在の目標です(栄養士)

株式会社富喜屋(栄養士)奥村将人
[プロフィール]

学生時代に保育園や幼稚園児向けの給食会社へ入職を志望していたが、どの会社も女性の入社限定ということでやむを得ず諦める。

食を提供することが昔から好きであり、当時アルバイトとして働いていた飲食関連の会社へと入社。

入社から2年ほど経ったときに給食会社での仕事を諦めきれず、今の会社をインターネットで見つけ、ホームページでの栄養士さんが笑顔で盛り付けをされている様子や、会社によるインタビューを拝見したのがきっかけとなり入社。

仕事内容とやりがい

日々の業務としてはその日の献立に沿った給食を作ることや、給食室内の衛生管理、食材の検品作業などがあります。

献立作成や発注業務、職場の先生との会議に出席することもあります。同じ職場内で働くパートさんのシフト管理などもあり、とても多くのことを学べる環境でもあります。

給食会社というと栄養士は献立を作成することのみが主な仕事と思われがちですが、お客様である所属先の園の先生方とのコミュニケーションを取ることや、パートさんとのやり取りなどもあり、こちらも重要な仕事の一つです。

こどもたちへの想い

食を提供する仕事であるからこそのやりがいと言えるかもしれませんが、自分で考案した献立を実際に作成し、その料理を食べた先生や子どもたちから「今日の献立の○○美味しかったよ」と直接言われることが何よりもやりがいと思っています。

ときには考案した献立が先生や子どもたちに評価を得られないときもありますが、そうした失敗から次はどのようにすればうまく調理できるか?どうすれば食べが良くなるか?などと試行錯誤し、以後の献立作成に反映させることの繰り返しにより自身の現場力が身に付いていると感じています。

大変なときや辛いときもありますが、何よりも子どもたちが給食を食べて喜んでいる姿や、元気に日々生活している姿を近くで目にすることができるというのも子どもが好きな私にとってやりがいへと繋がっています。

仕事を通しての目標

当社は先輩や上司への相談・提案がしやすく、ちょっとしたことでもすぐに対応していただけるとても面倒見の良い社風であると感じています。そうした先輩や上司を見習って自身も今後、当社へ入社する後輩に頼られるような存在になっていけたらと思っております。

現在は現場長としての仕事がメインとなっていますが、現場長をまとめ上げるスーパーバイザーの立ち位置になるのが私の現在の目標です。

また、もう一つの目標として栄養士の資格は取得していますが、管理栄養士の受験資格もあるため、行く行くは管理栄養士の資格も現在の仕事を継続しながら取得したいと考えております。

1日のスケジュール

08:30 出社。白衣に着替え現場での調理業務が午前中のメイン
11:30 昼食提供
12:30 昼食
13:30 食器等の洗浄
14:15 副食の準備・調理
15:00 副食提供
15:15 日々の帳簿作成
15:45 食器等の洗浄・後片付け、清掃
16:40 発注業務や献立作成等の事務作業
17:30 退社
18:30 帰宅

後輩へのメッセージ

栄養士として働くというだけでもさまざまな職種があるかと思います。例えば当社のような保育園や幼稚園の給食提供、病院や介護施設の食事提供、社内食堂での献立作成や食事提供等、食に携わる仕事では栄養士は不可欠であると私は思います。

その中でもどのような方への食事提供をみなさんがしていきたいのか?という点はとても重要だと思います。

みなさんがやりたいこと、少しでも興味のあることへ取り組む方が今後、働いていく中で上に上に成長していけると思います。

私と同じように子どもが好きな方、そして子どもたちを食で支えていきたいと考えていらっしゃる方。一緒に働ける日を楽しみにしております!

食へのこだわりが魅力的で入社の決め手となりました(管理栄養士)

株式会社富喜屋(管理栄養士)森崎碧
[プロフィール]

大学卒業後、委託給食会社で3年間老人ホームへ配属。

管理栄養士として様々な分野を学んでいきたいという思いから、対象者をお年寄りから子供へと変え幼稚園給食、委託会社を中心に転職活動を行いました。

富喜屋は、食品添加物や旨味調味料を使用せず、素材そのものの味を生かした和食中心の献立を基本とされていて、食へのこだわりが魅力的で入社の決め手となりました。

仕事内容とやりがい

毎日子どもたちの給食をパートさん方と一緒に、協力し合いながら給食を作っています。

メイン料理、副菜、汁物、ご飯、離乳食を作る作業に各担当が振り分けられ、毎日ローテーションで回しています。

アレルギーの子どもたちもいますので、何の食材が禁止なのか朝礼で必ず情報共有し、最終確認を2人体制で行うなど徹底しています。

そして味付けはもちろんのこと、異物混入がないよう細心の注意を払いながら各自責任を持って給食を提供しています。

この仕事をしていて、子どもたちに「おいしかったよ!」と言ってもらえることがわたしの一番の原動力です。そして給食の残食を見れば、一目瞭然です。

残食が多い日も残念ながらありますが、それを次に活かせる工夫が必要となってきます。

調理方法を変えてみたり、野菜を小さめに切ってみたりと創意工夫をすることもやりがいを感じます。

栄養管理部では自分の担当現場だけでなく、他の現場のヘルプや新規オープンの立ち上げなども行います。

上司や先輩方がしっかりお手本を見せてくださり、一緒の現場で学べる環境があります。新しいパートさんの指導役で教える立場ではありますが、私自身まだまだ力不足です。

入社して2年、教えていただく事の方が多いですが、上司や先輩方をサポートできるような栄養士になりたいと思います。

08:30 出社。自身の現場担当の保育園で給食を作る
11:00 子どもたちへ給食提供
12:00 休憩
13:00~15:00 子どもたちの食器が返却。洗い物・片付け
16:00 本社へ戻り献立作成や離乳食献立、献立指示書・発注書など作成
17:30 業務報告し退社。
19:00 帰宅

栄養管理部では調理だけでなく、各現場のパートさん方のコミュニケーションも重要となってきますので、コミュニケーション能力も身につけることができます。

栄養士でもいろんな分野の仕事がたくさんあります。自分を振り返り、栄養士としてどんな仕事をしたいか、やってみたいかを考えてみてください。明確化することで、自身の夢へ一歩近づけることと思います。

こどもの成長を間近で感じながら、食の楽しさ、大切さを伝えたい。(調理スタッフ)

株式会社富喜屋(調理スタッフ)田中佑美
[プロフィール]

調理師資格を取得するため、2年間の現場経験が必要でしたので、8時半~夕方まである富喜屋の仕事がピッタリでした。

もともと高齢者施設に興味があり、幼稚園の調理業務なら施設と似ていると感じていて、将来の役に立つと思ったことも応募の理由です。

実際、働いてみると職場で一番年下なのは私ですが、職場のスタッフはみんな優しく、面倒見のいい方ばかりです。50、60代の人は娘のように、20、30代の人は妹のよう思ってくれていて、いつも「大丈夫?」と気にかけてくれるなど大変助けられています。

職場はまるで家族のよう。みんなから娘や妹のように可愛がられています。

仕事内容とやりがい

仕込から調理、提供、洗い物までトータルに担当しています。

特に気を配っているのは、味つけや食感です。大人にしたら薄い味つけもこどもにしたら濃く感じたり、大人なら楽に噛めるものもこどもにすると固過ぎたり。

常に給食を食べるこどもたちのことを考えながら調理しています。

こどもたちへの想い

こどもたちの「おいしい!」という笑顔や、私の顔を覚えてくれて、すれ違うときに「給食の先生」と言ってくれることがうれしいです。

「魚や野菜が嫌いだったけど、この園に通うようになってから食べられるようになった」という声を聞いたときは、ここで働いて本当に良かったと思いました。

こどもたちのかわいい笑顔が、私の心の栄養、明日へのモチベーションです。