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「もも(桃)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】

ももは中国から伝わったとされ、日本では弥生時代の遺跡から種が見つかっています。
また、『古事記』や『日本書紀』にも記されています。
中国には、ももを食べた仙人が不老不死になったという話があり、「仙果」とも呼ばれてきました。日本では、鬼を退けるものと考えられ、昔話「桃太郎」にもつながったといわれています。

古くは観賞用として栽培されていましたが、明治以降に食用として広まりました。

保育園や幼稚園では、夏に旬を迎える果物として給食やおやつに取り入れられることもあります。

「もも(桃)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】
「もも(桃)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】
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もも の旬

ももは6月ごろから出回り、6〜9月が旬の果物です。

もも の種類

私たちが食べているももは、中国や欧米から入ってきた品種を、日本の気候に合うよう改良したものです。
ももは大きく2つに分けられます。

  • 白桃系:やわらかく甘みが強い
  • 黄桃系:しっかりした食感で、白桃に近い濃厚な味わい

そのほかにも、毛がないネクタリンなどの品種があります。

「もも(桃)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】
白桃・黄桃

もも の栄養

ももは水分が多く、みずみずしい果物です。
エネルギー源になる糖質が含まれており、やさしい甘みが特徴です。

おいしい「もも」の選び方

甘い香りがあり、下までしっかり色づいていて青みが残っていないものを選びましょう。
また、表面全体にうぶ毛があるものがおすすめです。

もも の食べ方のポイント

ここでは、保育園・幼稚園の子どもたちが「もも」をおいしく食べられるよう、基本の切り方をご紹介します。
給食やご家庭で活かしてみましょう。

保育園や幼稚園でももを取り入れる場合は、子どもの発達に合わせて、
食べやすい大きさに切るなど、工夫して提供しています。

もも をカットする手順

  1. ももは水でやさしく洗い、うぶ毛を落とす
  2. 割れ目に沿って包丁を入れ、種にそってぐるりと切り込みを入れる
  3. 両手で持ち、左右にひねって2等分にする。
  4. さらにくし形(放射状)に8等分に切り、種を取り除く
  5. 皮と果肉の間に包丁を入れ、皮をむく

ポイント

  • 先にうぶ毛を取ることで、皮をむくときに実に付きにくくなります。
  • ももは変色しやすいため、むいたらすぐ食べましょう。
  • 時間をおく場合は、レモン汁を少量まぶすと変色防止になります。

もも の保存方法

次に、ももの保存方法をご紹介します。

常温保存

常温保存の場合は、ももを1個ずつキッチンペーパーで包み、フルーツキャップ(主に桃やリンゴなどの果物を衝撃や傷から守る発泡素材の網目のネットで、通常は購入時に付いている)をつけて冷暗所で保存します。

保存期間の目安:2~3日
まだかたい場合は、常温で追熟させるとよいでしょう。

冷蔵保存

冷蔵保存する場合は、ももを1個ずつラップで包み、フルーツキャップをつけたうえで保存袋に入れ、
口を閉じて冷蔵庫の野菜室で保存します。

保存期間の目安:約4~5日
食べる前に少し常温に戻すと、甘みが感じやすくなります。

冷凍保存

冷凍保存する場合は、ももをやさしく水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ったあと、1個ずつラップで包みます。その後、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。

保存期間の目安:約1カ月

解凍について

冷凍したももは、常温で半解凍にして食べるのがおすすめです。
完全に解凍すると、食感や風味が損なわれやすいため注意しましょう。

「もも」を離乳食に取り入れる時期と硬さの目安

ももは離乳初期(5、6カ月ごろ)から食べられる果物ですが、アレルギー表示推奨品目のひとつで、
体質によってはアレルギー反応がみられることがあります。
そのため、無理に与える必要はありません。

アレルギーについて

離乳食を始めたばかりの時期は避け、離乳食に慣れてきてから少量ずつ与え、
様子を見ながら進めるとよいでしょう。

【参考】消費者庁,「食物アレルギー表示に関する情報」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/

「缶詰の もも」を食べさせる場合

缶詰のももは、離乳後期(9~11カ月頃)以降に取り入れるとよいでしょう。
カットされていて取り入れやすい一方、シロップ漬けになっているため、使用する場合は、湯通しして甘みを軽く落としてから使うとよいでしょう。

保存した食材を離乳食・幼児食に取り入れる場合

赤ちゃんは細菌に対して抵抗力が弱いため、冷蔵保存したものは当日、冷凍保存の場合で1週間を目安になるべく早めに使い切りましょう。
幼児の場合でも、冷蔵保存で数日、冷凍保存で2週間以内が目安です。
また、食べさせる前には、必ず再加熱してから与えます。

※赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。
はじめて与える場合は、平日の医療機関が開いている時間帯がおすすめです。お子さんの様子をみながら、少量から離乳食を進めてください。

食育コラム-離乳食に取り入れる時期と固さの目安

こどもに話したい「もも」の話 ~ももクイズ!~

「もも」がおいしくなる季節はいつでしょう?

答え:② 夏

「もも」は、6~9月ごろが旬の果物です。

まとめ

ももは、甘くてみずみずしく、子どもにも親しみやすい夏の果物です。
旬や種類、栄養を知ることで、食材への興味を広げるきっかけになります。

選び方や調理、保存のポイントを取り入れることで、日々の食事にも取り入れやすくなります。
離乳食や幼児食としても、様子を見ながら少しずつ楽しんでいきましょう。

季節の味わいとして、もものおいしさをぜひ食卓で感じてみてください。

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