春になると、スーパーなどで見かける黄色い花「菜の花」。ほろ苦さが特徴で、食卓でも楽しめる春の食材です。
菜の花は、アブラナ科アブラナ属に分類される植物の花の総称で、ダイコンやカブ、コマツナ、ハクサイなどの花も同じ仲間にあたります。
店頭などで「菜の花」として販売されているものは、食用として栽培されたものが一般的です。
春の旬の野菜として、保育園や幼稚園の給食でも、和え物や汁物などに取り入れられています。

菜の花の旬
菜の花の旬は、12月〜3月ごろです。春先に多く出回ります。
菜の花の栄養
菜の花には、ビタミンC や β₋カロテン、葉酸などが含まれています。
体の調子を整えたり、体を守ったり、体づくりに関わる栄養が含まれている野菜です。
おいしい「菜の花」の選び方
つぼみが開ききっていないもの、葉や茎がみずみずしくハリのあるもの、
切り口が乾いていないものを選びましょう。
菜の花の調理のポイント
ここで保育園・幼稚園のこどもたちが「なのはな」を美味しく食べられるように調理のコツについてお伝えします。
給食やご家庭で活かしてみましょう。
- 茎とつぼみを分けてゆでる
茎とつぼみでは火の通りが違うため、分けてゆでると仕上がりがそろいやすくなります。 - ゆですぎないようにする
ゆですぎると食感がやわらかくなりすぎたり、風味が弱くなったりするため、
短時間でゆでるのがポイントです。 - ゆでたあとはさっと冷水にとる
加熱しすぎを防ぎ、色よく仕上げやすくなります。




菜の花の保存方法
菜の花は乾燥しやすいため、湿らせて保存するのがポイントです。
時間の経過とともに水分が抜けていくため、できるだけ早めに使い切りましょう。
冷蔵保存
湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存します。
できるだけ立てて保存すると、鮮度を保ちやすくなります。
※目安:2〜3日
冷凍保存(生のまま)
根元を切り落として使いやすい長さに切ります。
ラップで使いやすい量に包み、保存袋に入れて冷凍します。
→アクが気になる場合は、さっと塩ゆでしてから冷凍します。
※目安:1カ月
解凍について
凍ったまま汁物や炒め物に加え、加熱して使います。
「菜の花」を離乳食に取り入れる時期と硬さの目安
なのはなは離乳食に使うこともできますが、苦みがあり食べにくいため、
無理に初期から取り入れる必要はありません。
味つけやさまざまな食材に慣れてくる離乳完了期(12〜18カ月ごろ)以降から、
少量を細かく刻み、やわらかく加熱して取り入れるとよいでしょう。
保存した食材を離乳食・幼児食に取り入れる場合
赤ちゃんは細菌に対して抵抗力が弱いため、冷蔵保存したものは当日、冷凍保存の場合で1週間を目安になるべく早めに使い切りましょう。
幼児の場合でも、冷蔵保存で数日、冷凍保存で2週間以内が目安です。
また、食べさせる前には、必ず再加熱してから与えます。
※赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。
はじめて与える場合は、平日の医療機関が開いている時間帯がおすすめです。
お子さんの様子をみながら、少量から離乳食を進めてください。

こどもに話したい「菜の花」の話 ~菜の花クイズ!~
菜の花と同じ仲間の野菜はどれでしょう?
- トマト
- ダイコン
- きゅうり
答え:②ダイコン(アブラナ科の野菜です)
菜の花は、特定のひとつの植物ではなく、アブラナ科の植物の花の総称です。
ダイコンやカブ、コマツナ、ハクサイなどの花も、同じように「菜の花」と呼ばれます。
まとめ
菜の花は、春に旬を迎える季節の野菜です。
苦みや香りが特徴ですが、調理の工夫で食べやすくなり、日々の食事にも取り入れやすくなります。
選び方や保存方法を意識することで、美味しさを保ちながら楽しむことができます。
季節の食材として、給食やご家庭でも取り入れてみましょう。





