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青森県では、「じゃっぱ」は大雑把
「じゃっぱ」とは「大雑把」という意味だそうですが、ここでは魚の「アラ」を指します。
「アラ」とは、三枚おろしをした後の頭・内臓・身の付いた骨のことです。
「じゃっぱ汁」は、ぶつ切りにしたアラを野菜などと煮込んだ汁物で、濃厚なうま味と甘味が特長です。主に用いる魚は、北日本で全漁獲量の9割を占める「鱈」です。

「じゃっぱ汁」レシピの材料
材料(4人分)
- たら切り身… 2切
- だいこん… 100g
- にんじん… 50g
- ねぎ… 70g
- とうふ… 1/4丁
- だし汁… 800ml
- (A) 酒… 100ml
(A) みりん… 40ml
(A) しょうゆ… 40ml - しょうが汁… 少々
- 塩… 小さじ1・1/5
「じゃっぱ汁」のつくり方
- たらは一口大に切り、湯通しします。
- だいこん・にんじんはいちょう切り、ねぎは斜め切り、とうふは食べやすい大きさに切ります。
- だし汁に、だいこん・にんじんを入れて火にかけ、煮えたら、たらと(A)の調味料を入れます。
- 一煮立ちしたら、あくをとり、しょうが汁を加えます。
- とうふ・ねぎを入れてさらに一煮立ちさせます。
- 最後に塩を入れ、味を整えます。
「じゃっぱ汁」レシピの調理のポイント
- 味付けは本来は塩のみですが、「みそ」を使う家庭も多いです。お好みでアレンジしてください!
- じゃっぱ汁は、魚を無駄にせず栄養をしっかりとるための料理のため、青森では魚のアラを使うことが多いです。アラを使う場合は鮮度のいいものを使用しましょう。