「筋肉」や「血液」など あらゆるからだの組織の材料となる「たんぱく質」ってどんな栄養素?【季節の行事・食育コラム】

成長期の子どもにとって、日々の食事は心やからだの成長にとても大切です。

そこで、今回はお肉や豆腐などに多く含まれる「たんぱく質」について解説します。

家族みんなが元気で過ごせるように「たんぱく質」への理解を深めていきましょう。

「たんぱく質」は、からだをつくり、エネルギー源にもなる栄養素

「たんぱく質」は、「炭水化物」、「脂質」とならぶ三大栄養素のひとつ。

「筋肉」や「血液」、「内臓」や「骨」など、ヒトのからだのあらゆる組織をつくるための大切な栄養素で、ときにはエネルギー源としても使われます。

「たんぱく質」は食べたあと、どうなるの?

食べ物から摂取した「たんぱく質」は「アミノ酸」に分解され、体内で再び「たんぱく質」になります。

こうして分解と合成を繰り返しながら、からだの中で一定量が保たれています。

しかし、分解されたアミノ酸のすべてが新しい「たんぱく質」へと生まれ変わるわけではありません。

再利用されなかった一部は尿や汗など、老廃物となって体外へと失われていきます。

そこで、食事から適量のたんぱく質を取り、少しずつ減ってくる「たんぱく質」の材料を補っていく必要があるのです。

「たんぱく質」が多く含まれている食べ物

肉類や魚類、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。食材によってたんぱく質の種類や量が異なるので、さまざまな食材から摂り入れていきましょう。

不足したとき・摂り過ぎたときの影響

たんぱく質が不足すると、疲れやすくなったり、免疫力が落ちたり、成長の遅れにつながることもあります。

かといって、肉類などの動物性食品は、「脂肪」が多く含まれているため、摂り過ぎは肥満や生活習慣病の原因に。鶏肉のささ身や豚のモモ肉など、脂肪分が少ない食材も忘れずに。

また、植物性食品の「大豆製品」は低脂肪で優秀なたんぱく源です。脂質を抑えながら、からだに必要なたんぱく質が摂りやすいため、納豆や豆腐なども上手に食卓に取り入れるのがおすすめです。

手軽に「たんぱく質」の必要量を取り入れたいときのポイントは?

毎食、「たんぱく質」の必要量を考えながら食事の準備をするのは大変です。

そこでおすすめなのが、食べる人自身の手を使った「手ばかり(秤)」です。
手ばかりで考えると、たんぱく質の目安量は、「1食あたり手のひら1つ分」。

赤ちゃんからお年寄りまでの手のひらサイズで量を想定できるため、献立を考えるときに大変役立ちます。

なかでも、「ごはん」は「たんぱく質」、「ビタミン」、「ミネラル」、「食物繊維」など、様々な栄養素が摂れるだけでなく、粒食のため噛む回数も増やしやすいのが魅力。

満腹感を得やすく、余計な間食を防ぐために適した食べ物のひとつです 。

たんぱく質」をしっかり摂って大きくなろう!

いかがでしたか?たんぱく質は私たちのからだをつくるうえで、欠かせない栄養素です。

豆腐や納豆、ツナ缶、牛乳などは調理の必要がなく、そのまま食べられますから、朝食の一品としてもおすすめです。