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「とうがん(冬瓜)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】

冬瓜はウリ科の野菜の中でも大きく、白くみずみずしい果肉が特徴です。
インドが原産とされ、中国を経由して日本にもたらされたといわれています。

名前に「冬」とついていますが、実際の旬は夏です。
皮が厚くかたいことから冷暗所で保存すると冬まで日持ちするため、「冬瓜(とうがん)」と呼ばれるようになったといわれています。

保育園や幼稚園の給食では、煮物や汁物に使われることが多く、淡白な味わいを活かした料理に向いています。

「とうがん(冬瓜)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】
「とうがん(冬瓜)」の こどもに話したい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】

とうがん(冬瓜)の旬

冬瓜は夏に収穫されます。
皮が厚く、長く保存できるため、夏に収穫されても冬まで楽しむことができます。[

とうがん の栄養

冬瓜の約95%は水分でできており、みずみずしく食べやすい野菜です。

また、ビタミンCを含むのも特徴の一つです。
ビタミンCは肌や体の健康を保つのに役立ちます。

おいしい「とうがん」の選び方

冬瓜を選ぶときは、手に持ってずっしりと重みを感じるものがおすすめです。
皮に白い粉のようなものがあるものは完熟のサイン。

すでにカットされている場合は、果肉が白くみずみずしく、種がしっかり詰まっているものを選ぶと、
甘みや食感が良く、美味しく食べられます。

とうがん の調理のポイント

ここで保育園・幼稚園のこどもたちが「冬瓜」を美味しく食べられるように調理のコツについてお伝えします。
給食やご家庭で活かしてみましょう。

  • 皮は薄くむく
    冬瓜は皮が厚い野菜ですが、むくときに削りすぎないことがポイントです。
    緑色が少し残る程度にむくと、加熱しても形が崩れにくく、ほどよい食感を保つことができます。
  • 下ゆでしてから調理する
    冬瓜の青い香りが気になる場合は、下ゆでをしておくと食べやすくなります。
    沸騰したお湯で数分ゆでておくことで、風味がやわらぎ、調味料の味も入りやすくなります。
  • うまみのある食材と組み合わせる
    冬瓜はやさしい味わいの野菜のため、鶏肉やひき肉、えびなどと一緒に調理すると、
    うまみが加わり味のまとまりがよくなります。
    煮物やあんかけなどにすると、こどもでも食べやすい料理になります。

とうがん の保存方法

次に、冬瓜の保存方法をご紹介します。

常温保存


丸ごとの冬瓜は、風通しのよい冷暗所で保存できます。
直射日光の当たらない涼しい場所に置いておきましょう。
保存状態がよければ、6カ月ほど保存できることもあります。

気温が高い場合は、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
保存の目安は1~3カ月程度とされています。

冷蔵保存

カットした冬瓜は、スプーンでワタと種を取り除きます。
切り口をキッチンペーパーで包み、さらにラップをして野菜室で保存します。

保存の目安は約1週間です。

冷凍保存

長く保存したい場合は冷凍も可能です。
皮をむいて食べやすい大きさに切り、重ならないよう冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。

保存の目安は約1カ月です。

解凍について

冷凍した冬瓜は、解凍せずにそのまま煮物やスープに使うことができます。
凍った状態で加熱すると、味がしみ込みやすくなります。

「とうがん」を離乳食に取り入れる時期と硬さの目安

冬瓜は、離乳食の初期(5~6ヶ月)から食べられます。
皮をむいてやわらかく茹で、裏ごししてお湯でのばし、ペースト状にして与えます。

保存した食材を離乳食・幼児食に取り入れる場合

赤ちゃんは細菌に対して抵抗力が弱いため、冷蔵保存したものは当日、冷凍保存の場合で1週間を目安になるべく早めに使い切りましょう。
幼児の場合でも、冷蔵保存で数日、冷凍保存で2週間以内が目安です。
また、食べさせる前には、必ず再加熱してから与えます。

※赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。
はじめて与える場合は、平日の医療機関が開いている時間帯がおすすめです。お子さんの様子をみながら、少量から離乳食を進めてください。

離乳食に取り入れる時期と硬さの目安|保存した食材を離乳食・幼児食に取り入れる場合

こどもに話したい冬瓜の話 ~とうがんクイズ!~

冬瓜はどこで育つ野菜でしょう?

  • 木(き)の上
  • 海の中
  • 畑(はたけ)

答え:③ 畑
冬瓜は畑で育つ野菜です。
太陽の光と水をたっぷり受けて、大きく育ちます。

まとめ

冬瓜は水分が多く、夏に旬を迎えるみずみずしい野菜です。
淡白な味わいで、煮物や汁物などさまざまな料理に使えます。

調理の工夫でこどもでも食べやすくなるため、
給食や家庭の食事に取り入れながら、食べ物への興味を広げていきましょう。