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【郷土料理・山形県】「芋煮(いもに)」(食育レシピ)

野菜と牛肉を一緒に煮込んだ料理「芋煮」

芋煮といえば、里芋、きのこ、こんにゃくやごぼうなどの野菜と牛肉を一緒に煮込んだ料理です。河川敷などでグループで芋煮会を行い親睦を深めます。

大鍋で重機を使って行う日本一の芋煮会と称するイベントは、毎年テレビでも話題になっています。山形は米沢牛やこんにゃくの名産地でもあります。

【郷土料理・山形県】「芋煮(いもに)」(食育レシピ)
【郷土料理・山形県】「芋煮(いもに)」(食育レシピ)

「芋煮(いもに)」レシピの材料

材料(1人分)

  • 里芋… 50g
  • 牛肉切り落とし… 40g
  • こんにゃく… 50g
  • まいたけ… 20g
  • ねぎ(小口切り)… 2g
  • ごま油… 小さじ1/2
  • だし汁… 140mg
  • 三温糖… 小さじ2/3
  • (A) しょうゆ… 小さじ1
    (A) 酒… 小さじ1/2
    (A) みりん… 小さじ1/2

芋煮(いもに)」のつくり方

  • 里芋、まいたけは食べやすい大きさに切る。里芋は水にさらしておく。
  • ごぼうは大きめのささがきにする。
  • こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎって、下ゆでして水気を切る。
  • 鍋にごま油を熱して、こんにゃく、牛肉、里芋の順で炒め、まいたけを入れ、だし汁とごぼうを加える。
  • 三温糖(砂糖でもよい)を加え、あくをとりながら煮る。
  • いもが柔らかくなったら、残りの調味料 (A) を加え、弱火でコトコト煮る。
  • 器に盛り付け、ねぎを散らしてできあがり。
    ※地域によって作り方に若干の違いがあります。

芋煮(いもに)」レシピの調理のポイント

  • 芋煮の基本的な具材は「里芋、牛肉、こんにゃく、ねぎ」などですが、地域や家庭によって使う食材や味付けにも違いがあるのが「芋煮」です。
  • 牛肉の代わりに豚肉や鶏肉を使う地域や、厚揚げ、木綿豆腐、油揚げを使う場合もある。山菜やきのこが豊富にとれる地域では、具材にたっぷりと山菜ときのこを入れて作る場合もあります。
  • 味付けは醤油ですが、隠し味に味噌を使ったり、具材がなくなった鍋にうどんを入れてカレーを入れ、カレー味を楽しむ方たちもいるそうです。
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「里芋、牛肉、ねぎ、まいたけ」の栄養についての食育コラム