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保育園・幼稚園・こども園の幼児専門の給食委託会社「富喜屋(ふきや)」

箕面学園附属幼稚園さま【大阪府】(お弁当給食サービス・配達)

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食べることは、生きること
園長「田窪 玲子 先生」

大阪府箕面市にある「箕面学園附属幼稚園」さま。

阪急「箕面」駅から徒歩10分ほどの、箕面学園高等学校の敷地内にある幼稚園型認定こども園で、大きなくすのきをシンボルに、健やかな体とゆたかな心を育む保育をされています。

今回は、「食べることは、生きること」というテーマで、田窪 玲子園長先生にお話をうかがいました。

>> 箕面学園附属幼稚園ホームページ

食べることは、生きること 園長「田窪 玲子 先生」
園長「田窪 玲子 先生」

食べることが当たり前ではなく、「楽しい」「うれしい」と感じられる時間になってほしい

宮崎:本日はお忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます。

田窪園長:とんでもないです。よろしくお願いいたします。

宮崎:まずは、食べることに対する子どもたちへの想いをお聞かせください。

田窪園長:食べることは、ただ体を大きくするためだけではないと思っています。
一人で食べるのと、みんなで食べるのとでは全く違いますよね。
給食の時間は、子どもたちの心を育む大切な時間でもあると考えています。

好き嫌いがある子もいれば、食べるのが早い子、ゆっくりな子もいます。
先生たちにも、無理をさせずに「食べられた」「おいしかった」という気持ちを大事にしてほしいと伝えています。

空っぽになったお弁当箱を「見て!ピカピカ!」と嬉しそうに見せてくれる子どもたちの姿を見ると、本当にうれしいですね。食べることが当たり前ではなく、「楽しい」「うれしい」と感じられる時間になってほしいと思っています。

毎年夏には、クラスごとに野菜を育てる活動に取り組んでいます

宮崎:給食の時間で大切にされていることはありますか。

田窪園長:給食そのものは専門の皆さんにお任せしていますので、私たちは環境づくりを大切にしています。
クラスのお友だちと安心して、楽しく食べられる雰囲気をつくること。それが一番のこだわりです。
やはり「楽しく食べること」が何より大切だと思っています。

宮崎:食育として取り組まれていることを教えてください。

田窪園長:毎年夏には、クラスごとに野菜を育てる活動に取り組んでいます。
トマトときゅうりなどを、みんなで育てて収穫し、衛生面に十分配慮しながらお塩だけで食べることもあります。

自分たちで育てた野菜は特別で、苦手な野菜でも「食べてみよう」と思う子が多いんです。
去年からは、バケツでお米を育てる取り組みも始めました。
夏休みの間も先生が様子を見に来てお世話を続け、収穫できたお米は決して多くはありませんでしたが、おにぎりにしました。

「自分たちが育てたお米で作ったおにぎり」は、子どもたちにとって忘れられない経験になったと思います。
自分たちが食べているものが、もともとどんな姿をしているのかに気づく、最初の一歩になっていると感じています。

「どんな匂いかな、ちょっと嗅いでみようか」「一口だけ食べてみようか」と声をかけながら、少しずつ慣れていってもらっています

宮崎:和食中心で野菜も多い献立ですが、子どもたちの反応はいかがでしょうか。

田窪園長:年少さんは入園したばかりの頃、「これ何?」という反応をすることがよくあります。
見たことも食べたこともない食材が多いですからね。

無理に食べさせることはせず、「どんな匂いかな、ちょっと嗅いでみようか」「一口だけ食べてみようか」と声をかけながら、少しずつ慣れていってもらっています。
毎日給食を食べる中で、年長になる頃には食べられるものが本当に増えています。

最近は外国籍のお子さんも増え、ご家庭ではパンやパスタが中心という子もいます。
白いご飯を食べる機会が少ない子もいるのですが、毎日食べていく中で少しずつ慣れていく様子が見られます。

先日は「マカロニきなこ」の献立を見て「パスタだ、食べれる!」と喜んでいたお子さんもいました。
想像していた味とは違う優しい甘さに、ちょっと驚いた顔をしていたのも、かわいい発見のひとつでした。

宮崎:苦手な食材がある子どもたちには、どのように対応されていますか。

田窪園長:無理に完食させるのではなく、「残してもいいよ」という声かけを基本にしています。
そのうえで、「一口だけ挑戦してみようか」と、一人ひとりに合わせて声をかけています。

年少さんと年長さんでは言葉がけも変わりますし、お友だちが食べている姿を見て「自分もやってみよう」と思えることもあります。
少しずつ挑戦する気持ちを育てながら、苦手なものもいつか好きになってくれたらいいなと思っています。

なすが苦手だったお子さんが、幼稚園で麻婆なすを食べることができたんです

宮崎:先生方も、給食を楽しんで召し上がっていますか。

田窪園長:もちろんです。「この食材でこの組み合わせ?」と新鮮な発見があることもありますが、子どもたちと同じように、毎日おいしくいただいています。

宮崎:保護者の皆さまからは、どのようなお声がありますか。

田窪園長:以前、なすが苦手だったお子さんが、幼稚園で麻婆なすを食べることができたんです。
帰宅後に「なす食べられたよ!」と話したそうで、献立を見たお母さまが「それなら家でも作ってみようかな」とおっしゃっていました。

園での「食べられた」という経験が、ご家庭の献立のレパートリーにも広がっていく… そんなお話を聞けるのは、本当にうれしいですね。

宮崎:弊社の配送や事務スタッフの対応はいかがですか。

田窪園長:配送の方はいつも丁寧に運んでくださり、挨拶もしてくださるので安心しています。事務の方にも、ぎりぎりの数の変更まで丁寧に対応していただいていて、本当に助かっています。

食べることは、生きることそのものです

宮崎:最後に、これからの給食に期待されることをお聞かせください。

田窪園長:何よりも、安全で安心できる給食をこれからも提供していただきたいと思っています。
子どもたちは、ちょうど味覚が育っていく時期です。いろいろな食材に触れて、食べてみることを通して、「食べることは楽しい」と感じてほしいですね。

季節の野菜をたくさん使っていただいているので、旬の話も子どもたちに伝えていきたいのです。
また、食の情報は保護者の方へお手紙でお伝えすることもあります。

「このお野菜、最近スーパーでよく見かけるな」「そういえば給食に入っていたな」というふうに、旬のものに気づいていただけるきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

食べることは、生きることそのものです。
メンタルの安定にもつながると思いますし、子どもたちが食を通して心も体も健やかに成長し、「食べることが好き」と思えるような経験を、これからも積み重ねていってほしいと願っています。

編集後記

編集後記|田窪園長先生と宮崎

今回のお話で印象的だったのは、「食べることは、生きることそのもの」という田窪園長の言葉でした。

苦手なものを無理に食べさせるのではなく、「一口だけ挑戦してみよう」と寄り添いながら見守る。
そして子どもたちが自分自身で「食べる楽しさ」に気づくことを大切にされている姿が印象的でした。

これからも富喜屋は、子どもたちの「食べたい」「食べられた」という気持ちを育てる給食をお届けしてまいります。

(宮崎)

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